テニス界の悪童、ニック・キリオスについて
こんにちは、Raccoonです。
皆さんニック・キリオスというテニス選手をご存じでしょうか?
キリオスはオーストラリア人のテニス選手で、テニス界では悪童で通っている選手です。試合中に度々、暴言、ラケットを投げる、試合放棄などお世辞にもスポーツマンシップをまっとうしている選手とは言えません。
ちなみに、見た目もかなり悪そうです。
こんな感じ。
ですが、
俺はキリオスが大好きなのです。
なんてったてキリオスの才能は底知れないものがあるんですよ。
きちんとテニスに打ち込めば、グランドスラムも獲れるだろうし、世界ランク1位も可能だと思うんですよね。ただ、そこは悪童名高いキリオスなので、そこまでしっかりとテニスをやるつもりはなさそうです。ちょっと残念。。。
今回のローマのマスターズでは、コートにイスをぶん投げて失格になってました。
でもね、俺はそういうところも嫌いじゃないんですね。こういう表立ってアウトローな選手はテニス界では珍しいと思うので、魅力的に見えるんです。
そんな俺の大好きなキリオスが先週Ben RothenbergのNo Challenges Remainingというポッドキャストに出演した際、今のテニス界などについてかなり面白いことを言っていました。
以下にこのインタビューで言っていたことを要約しました。
ナダルは自分とは真逆なタイプの人間であり、人として理解できない
ナダルとキリオスは前回対戦したあとモメごとがあったりもしましたね。
ナダル、キリオスに模範的な行動求める 「新世代に影響力ある」 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
今回のインタビューではキリオスはナダルを完全否定していました。
キリオスいわく、「ナダルと自分の人間性は両極端だから、ナダルを人として理解できない。」とのこと。付け加えて「やつにはイラつく」とも言っていました。
嫌いな奴は、たとえそれがそのスポーツを代表する選手であっても、キチンと嫌い言うキリオス。
こうゆうところにシビレマス。
ジョコビッチは人から好かれようとしすぎ
キリオスは、ナダルに続いてジョコビッチに関しても包み隠さずに批判してました。
いわく、「ジョコビッチはとにかく周りからの目を気にして、人から好かれようとしている。勝利後のルーティンなんかは見ているこっちが恥ずかしくなるよ。」とジョコビッチのこともあまり好きではない様子。
あのジョコビッチが勝ったパフォーマンスについては俺もあまりかっこいいこととは思っていませんでしたが。。。メディアでここまでキッパリ言いきるとは。キリオス恐るべしです。
また、そのあとも「ジョコビッチはフェデラーよりも偉大な選手になることはないよ」とのこと。
このことに関しては、俺もキリオスに賛成です。ジョコビッチの功績も物凄いことですが、やはり人格などからみてもフェデラーはテニスの歴史で一番偉大な選手だと言っても過言ではないと思うんです。
ベルダスコについては、「名前も聞きたくない」
このインタビューでは、キリオスはベルダスコについても少し触れていました。
ベルダスコについては、「あいつは自信過剰で自分が一番だと思っていて、会場ですれちがっても挨拶もしてこない。正直、やつの名前も聞きたくない」また、ベルダスコのテニスについては、「やつのバックハンドは決して良いとは言えない。ただネットを越しているだけ。ネットの向こうにボールを打つくらいなら誰でもできるよ。」と。
ベルダスコのことが相当嫌いそうなキリオス、言いたい放題でした。
キリオスについて、まとめ
色々と問題の多いキリオス。さすがにもう少し行動と言動に気を付けたほうがいいのではとも思うんです。でも、ここまで正直に自分の意見を言う選手も少ないので、そういう面では今のままでいいのかなとも思います。
選手が他の選手を正直どう思っているのか、っていうのはなかなかどの選手も話さないんですよね。
だから、キリオスのような選手は貴重なんです。
あと、この記事ではあまり触れなかったんですが、キリオスのテニスが面白い!
トリックショットとかもかなりの頻度で使うし、サーブもフォアもめちゃくちゃいい、かなり万能な選手です。
もっと頑張ればいいのになーと日々思ってます。
というわけで、今回はキリオスという選手について書いてみました。
皆さんもぜひ機会があればキリオスの試合を見てみてください!