子どもの親御さんに「甘すぎる」と言われた思い出
こんにちは、楽です。
2019年の終わり頃ですかね。自分が教えている子どもの親御さん(お母さん)から「あなたは子どもに対して甘すぎる」って言われました。
それがいまだに忘れられない。
言われた時はすごくモヤモヤしたのを覚えてます。モヤモヤを少し通り越して、イライラもしてました。
イライラはしていたけど、それを言われて以来色々と考えました。
まず先のお母さんが言うところの、「子どもに甘すぎる」ってどういう事だろうと。
ちなみに、自分は別に子ども達を甘やかしているつもりないです(当たり前か笑)。他の人から見てもそうであったらいいなと思うんですが。そのお母さんからはそうは見えなかったんですね。
例えば子どもが失礼な態度を取ったり(道具を大事にしない、言葉遣い、気遣いなど)した時はすぐにその子と話します。決して怒ったり、悪いことと決めつけるようなことは言いませんが、しっかりと子どもと態度について話し合うようにしています。しっかりとダメなことはダメとも言っていますし、子ども同士での尊敬も教えるように努めています。
で、これは自分の考えですが、そのお母さんの言っていた「甘すぎる」というのは、自分が子どもに対して指示を出してそれを行使させるのが足りていないということでは、という考えにたどり着きました。
正直それが正しいのかどうかはわからないですが。きちんとその場で尋ねるべきだったと今では思うんですが、後の祭りなんで。
ただ、きっとそのお母さんはもっと指示出し的なコーチングを望んでいたのかなと。
僕がクラブに入る前のコーチが、どちらかといえば子どもに指示を出すタイプだったのと子供たちフィジカル面でかなり追い込んでいたせいもあったのかな。そのコーチと比べたら自分は「甘い」という見方をされてしまうのかもしれない。
でも、どうしても、上から支持を出していく様なコーチングには賛同できない。
自分は子どもともっとフラットな立場で子どもと一緒に学ぶ場を作りたいと思っていて、こちらが「こうしよう」「ああしよう」と先回りしてしまう感じにはしたくない。
だから、今でも「甘すぎる」と言われた時のことはちょびちょび思いだして考えるんです。答えは見つからないけど。
考えることが大事なのかな?