英語で文章を書く。その2:英文の構成
こんにちは、Raccoonです。
前回、自分がどのようにして英文を書くスキルを向上させたかについて書きました。
この記事ではほとんど英文については触れませんでした。主に言語に関係無く、「書くこと」についての記事になっています。
今回はちゃんと英文についてです。
特に、英文の構成について知っておくと良いことについてです。
英語の文章は日本語に比べるとルールに忠実で、自分は書いているとパズルのピースを組み合わせていっているような感覚になります。
これは、英文を勉強し始めた人にはとても有利なことだと思います。
なぜかと言うと、文章構成のルールがしっかりとあるので、そのルールをキチンと把握していれば英語の文章は書けるからです。
もちろん感覚やニュアンスで書く部分はあります。ただ、特にビジネス関係や論文など物語ではない文章は、このルールを理解することである程度書けます。
まず、英文の構成を理解する上で知っておかなければいけないことは、
英語の文章の骨格はパラグラフで構成されているということ。
英文のパラグラフはセンテンスが集まってできています。
センテンスとは1文のこと。
例えば、I went to a super market today. これで1センテンス。
1パラグラフはこのようなセンテンスをを並べることで構成されます。
I went to a supermarket today. It was really busy. So, I could not buy everything I wanted. Next time, I would go to the supermarket earlier in the day.
こんな感じです。
直訳すると、今日はスーパーに行きました。スーパーはとても混んでいました。そのため、欲しいもの全ては買えませんでした。次に行くときは、もう少し早い時間に行こうと思います。
これは、4つのセンテンスで構成したパラグラフということになります。
英文はこのようなパラグラフを重ねていくことで構成されていきます。
パラグラフは日本語の文章の行替えのように文章のテンポをコントロールするためではなく、パラグラフを通じて文章の内容を伝えるもの。
なので基本はパラグラフごとに主題を設けます。
上の文章の例だと、今日スーパーに行ったよというのがパラグラフの主題になります。
まとめると、パラグラフにはそれぞれ起承転結があるということ。
そうしてパラグラフを繋ぎ合わせいていくことで、文章自体のストーリー(物語だけに限らず)を読者に伝えていきます。
はてなブログで例えるなら、小見出しがセンテンス、中見出しがパラグラフ、そして大見出しが複数のパラグラフから構成された1チャプターといった感じでしょうか。
パラグラフとセンテンスという英文の構成を理解することは、英語で文章を書くのにはとても大事なことです。
特に、それぞれのパラグラフには起承転結が存在するということは常に覚えておくと良いと思います。
次回は、実際にセンテンスを書いてパラグラフにしていく時に、自分が気を付けていることについて触れたいと思います。