コロナウィルスによる規制真っ只中ののオーストラリアより
こんにちは、Raccoonです。
現在オーストラリアは、コロナウィルス対策のシャットダウンステージ2真っ只中。
オーストラリア人は国外への渡航が禁止になり、飲食店開店しているお店もありますが、店内での飲食はできなくなりました。バー、パブ、ナイトクラブ、映画館、室内の娯楽施設も全て閉鎖。
メルボルンの市内は閑散としていて、映画「28日後」のオープニングを思わせます。
なんといっても、ここまで規制強化されるまでのオーストラリア政府の動きの早さが凄かった。
先週の金曜日に、オーストラリア国民と永住権保有者以外の入国を禁止。それから2日、3日ごとに規制の強化が始まって、今週の月曜日には、飲食店は持ち帰りかデリバリーのみになりました。ファストフード店でも店内での飲食は全面禁止。
もちろんスーパーは未だに空いているんですが、月曜日からの規制強化発表があった日曜日の午後には、酒屋に人が殺到。そういうところは実にオーストラリアらしいと感心させられました。
2週間家で隔離となった場合に、アルコールが切れるのはマズいと。アルコールのない生活への恐怖感の強いこと。トイレットペーパーとアルコールの間でせめぎ合う、オーストラリア人達の心がうきぼりになった印象的な日でした。
結局酒屋もスーパーマーケットと同じく平常営業してるんですけどね。首相もそこのところは、会見で強く語っていました。オーストラリア国民よ、焦るな、酒は買えるから、と。
そして、自分の仕事も今週から3週間は休みとなったのでなんとなくニュースサイトを見ていると、日本は連休でかなりの人が外に出ているというニュースを発見。
国によってこんなにも対応が違うんですね。
日本政府が油断しすぎなのか?、または、オリンピックを前に自国の安全性を打ち出そうとしているのか?、阿部さんのみぞ知るところ。でも、オリンピックが延期になったことで、それも変わる可能性はありますよね。
それにして、オーストラリアが厳しすぎるのか、日本がユルすぎるのか、分からない。ただただ、コロナウィルスに対する対応の違いを不思議がっています。イタリアみたいに医療機関がパンク、みたいなことだけは避けたいですね。
何はともあれ、俺はこの3週間時間がポッカリと空いたので、大学院のやらなきゃいけないことに時間を使えて、少しお得気分になったりもしています。色々と読みたかった本もあったし。今がチャンスかなと。
以上、規制真っ只中のオーストラリアより。