東京ドームシティのスパラクーアでアウフグースを体験してきた
こんにちは、Raccoonです。
最近銭湯によく行くようになりました。そして銭湯といえば、サウナ。
サウナに行って「ととのう」のは、最近はやっているようで、こんな特集も組まれるほど。
そんなサウナには、アウフグースなるものがあるんです。
アウフグースはずっと体験したいと思ってたんです。先日そのアウフグースを、東京ドームシティのスパラクーアで初体験。あまりに衝撃だったので、それについて書くことにしました。
そもそもアウフグースって何
アウフグースとは上記のサイトいわく、
ドイツ発祥のサウナで行われている、パフォーマンス色の強いサウナ入浴プログラムです。バスタオル等をサウナで振り、熱風を起こして入浴者の発汗を促します。ロウリュと同じく、“熱された蒸気”という意味を持ちます
だそうです。
俺は今までてっきり、ロウリュがお兄ちゃんがタオルを振って熱波を送ってくれるものだと思っていたんですが、アウグースなんですね。それにしてもパフォーマンス色の強いサウナ入浴プログラムって、さながらディズニーランドのショーを彷彿させます。
プログラムの進行をしながら熱波を送ってくれる方は、熱波師だそうです。代々技を伝承していく職人なんだろうか。よくわからないけど、熱波師という響きがシブい。
アウフグースは鬼のように熱い!
アウフグースはね、鬼の熱さでした。
週3-4でサウナに通っている俺なので、熱に対する耐性はけっこうあるほうだと思ってたんですよ。でもね、アウフグースは俺の想像の遥か上をいっていました。灼熱。一歩間違えれば拷問。いや、あれは拷問でした。金を払って受ける拷問。サウナーはストイックな生き物でなければならなさそうです。
スパラクーアではヴィルデンシュタインと呼ばれる中温(80度くらい)のサウナで1日に5回行われます。
俺が行ったのは16時のセッション。15時50分くらいになると、それまでは空っぽだったヴィルデンシュタインにだんだんと人が集まってきます。16時には満員状態。満員のサウナの中で熱波師の登場を待つこと数分、筋肉隆々の熱波師が登場。アウフグースセッションの開始告げます。すると、サウナー達は拍手で答えるのです。拍手で高まるサウナ内全員の一体感。それはまるで、オールブラックスが試合前のハカでチームの士気を高めるような、そんなある種崇高な一体感。
拍手が止み終わると、熱波師がタオルを振り始めます。俺はその時は上段に陣取っていました。熱波師のタオル数振りで各段に温度が上がります。その段階で、上段に座ってしまったことに疑問を感じ始める俺。すでにめちゃくちゃ熱い。
最初のタオル振りが終わると、今度はアロマの入った水をヒーターにかけて水蒸気を発生させます。この焼き石に水をそそぐ行為が、ロウリュウというやつです。
水をかけるごとにぐんぐん上がるサウナ内の温度。水蒸気が発生する中、俺のなかには上段に座ってしまったことに対しての後悔がむくむくと生まれてきました。そんな俺の心配をあざ笑うかのように熱波師は水を注ぎます。
水を注ぎ終わると、熱波師はまたタオルを振ります。ブンっ、ブンっ、ブンっ。タオルが振られるごとに肌に突き刺さる熱波。熱波の温度はゆうに100度は超えていたと思います。そんななか気づいたのは、汗の量。尋常ではない発汗量。これがアウフグースか、と熱風に耐えながらも感動を感じました。
ラクーアでのアウフグースは2セットでした。ちなみに俺は2セット目の初めに中段に移動。さすがにあの熱波の連打を上段で受けきることはできませんでした。
その後は、ラクーアを出てからも体がポカポカ。気持ちのいいけだるさにからだが包まれていました。そして、そんな状態で飲むビールの味といったら。書かずとも理解してもらえるはず。
といわけで今回はアウフグースの話でした。
衝撃的な熱のアウフグース。でも、絶対にまた体験したい。そう思わせてくれる魅力がありました。次回は上段はやめておきますが。
サウナ好きのかたは是非チャレンジしてみてください。