Raccoon's World

テニスと筋トレ好きのRaccoonが思ったこと、考えたことなどを書いています。

テニスの両手バックハンドのグリップについて

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こんにちは、Raccoonです。

 

利き手の逆の手を表す単語って知ってますか?

 

非利き手?、逆利き手?、不利手?

 

Google検索してみた結果、

 

存在しない、だそうです。

 

というわけで今回は両手バックハンドのグリッ、特に利き手ではない方の手についてです。

自分は普段から両手バックのハンドのグリップを教える時は、両手ともコンチネンタルと教えるようにしています。

 

こうすることでストロークの動きが簡略化できるのでは、と思っているからです。

 

具体的に言うと、両手コンチネンタルにすることで肘の動きを減らし、よりシンプルな動きにしようとしています。

 

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ところが、最近発表された両手バックハンドのバイオメカニクスの研究で面白い結果が出ていました。

 

この研究は両手バックハンドの利き手ではない方のグリップを、イースタンとコンチネンタルで比較しました。上の図だと、Two-handed backhandがイースタンになります。

 

結果は、コンチネンタルの方がコントロールは良かったものの、手首の屈曲が多く(屈曲は多くでいいのかな?)見られました。

 

そのため、手首のケガの可能性が高まるかもとのこと。

 

この結果をどう受け止めるか。

 

コンチネンタルのほうがコントロールが良かったのは、コンチネンタルの方が利き腕ではない方の肘の屈曲が少なかったことからも納得がいきます。

 

要するに、コンチネンタルで握ることで肘の動きが減り、スイングのモーションがシンプルになることで求めるコンタクトポイントで打ちやすくなったのでは。これが自分の考えです。

 

ですが、ケガの可能性が出てくるのであれば、これからは考えて教えなくてはならなくなります。

 

やはりケガのリスクを最小限に抑えたフォームが一番大事だと思うので。

ただ、できる限り動きはシンプルにしたいのも本心です。