メルボルンが何だか落ち着かない
こんにちは、楽です。
ここ数日どうにも落ち着かない。
自分自身が落ち着かないのはある。でもこれは、メルボルンという都市全体が落ち着かないことが原因なんだと思うんです。
元をたどれば日曜日あたりに建設業ので働く人たちが起こしたデモが始まり。
そのデモは、州政府がコロナの感染拡大を理由に、現場でのランチルームの利用を禁止したことに反対した人達が始めたものでした。これもね、ランチルームってなんだよって自分は思ったんです。コロナ禍だし昼飯くらい距離おいて食べればいいじゃんと。仕事で来てるだけありがたいことじゃんと。
メルボルンではロックダウン中はテニスコーチは仕事ができないんです。なので、自分はこの一年半は仕事してない期間のほうが、もしかしたら長いかもしれない。苦しい想いをしている業界が多いメルボルンで、ランチをみんなで食べられないごときで何を言っているんだと。
自分はデモの人達が道路を封鎖しているのを見て、そんな不快感を持たずにはいられない感じでした。
そんな最初の「ランチルームデモ」の次の日。今週の月曜。デモは暴力的に発展。建設業の労働組合本部はデモ隊に囲まれる大騒ぎに。警察も相当な人数が出動して、かなりきな臭い感じになってました。
そして昨日、そのデモはさらに暴力的に規模を拡大。ほぼ暴動状態でメルボルンの都市部を練り歩いてました。
そんな風にしてデモが暴走していくのをニュースで見ていた今朝。10年以上オーストラリアに住んでいて初めての大きな地震が来まして。妻も自分も大パニック。とにかく娘を抱っこして逃げる準備をしていたら揺れが収まりました。
コロナ、ロックダウン、デモ、地震。
もうね、ここ数日いいニュースが無いし、なんだか落ち着かない。メルボルンが落ち着いてない。ロックダウンの度重なる延長で、メルボルン市民が心身ともに疲弊しているのもひしひしと感じる。
なんか、嫌な時代です。
自分ももうロックダウンにはうんざり。
とはいえ暴力的なデモを起こして、マスクもつけずに数千人でまとまって市街地を練り歩くのは絶対におかしい。もともとあったデモのメッセージは、ただただワクチンとロックダウンの反対にすり替えられてっていうね。
早く落ち着いて欲しいもんです。