スケーターを育てる
こんにちは、Raccoonです。
先日、オリンピックのスケートボードを見ていた時にふと思ったことがありまして。
それは、この選手達の大半はきっとコーチ無しでこの技術レベルまできたんだよなということ。
そう、スケートボードってテニスや他のスポーツの様にレッスンに行って習うスポーツでは(多分今のところは)基本はないんですよね。Mid90sっていうスケートボードをする子達の映画があるんですが、やはり主人公は自分でスケボーをやりたいと思い、ひたすら一人で練習をしていました。自分のスケーターの友達たちも、コーチに習っていたりレッスンに行っているということは聞いたことがありません。
それでも、プロのレベルまでいける。オリンピックにも出れる。
これって他のスポーツではなかなか無いことだと思うんですよね。例えば、テニス選手がコーチを付けずに自力でプロになったなんて聞いたことないです。
それで自分が思ったのは、テニスでもスケーターみたいな育ち方って可能なのかな?ということ。具体的に言うと、子供の自発的な練習だけでテニスってどこまでうまくなれるのか。もちろんテニスは、コート、用具、ヒッティングパートナー等の問題がありますが、それは置いておいて。
子供達の好奇心、向上心、モチベーションが重要になるのかな。Mid90sの主人公がそうだった様に、自分よりもうまい子供達を見て憧れを抱いて、その子達に追いつくために必死になって練習を重ねる。自分がやりたいと思えば子供たちは一つのことに何時間でも打ち込めるんですよね。テレビゲームもいい例なのかな。手を抜いてゲームをする子供はいないと思います。少なくとも自分はすごく集中してゲームをしていました。
子供達が自分からうまくなるために練習したいと思える環境。それを作るのがコーチとして最重要事項なのかもしれないですね。
子供達は自分で学ぶ力をもともと持っているんですね。それを信じてコーチは子供が好奇心と向上心を養える環境を作る。
スケーターの様な子供達をテニスでも育てたいですね。